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ガルドは二度斬る

twitterID:@yok_poke

ガブリアス算 入門 【ツール無しでダメージ概算】

サンムーン発売まであと少しですね。

発売後は新ポケモンやアローラの姿を考察するためにダメージ計算をする機会が多くなると思います。

 

しかし調整を考える時はともかく、全てのポケモンの全ての技についていちいち計算ツールを回していては効率が悪いので、ツールを使わないダメージ概算法としてガブリアス算を紹介したいと思います。

 

ガブリアス算ってなに?

ガブリアスの火力ライン・耐久ラインを基準として、その何倍の火力・耐久を持っているかを考えてダメージや確定数を概算する方法です。

なぜガブリアスを基準にするかというと、10年間トップに立ち続けたポケモンだけにガブリアス周りのダメ計は体に染み付いているだろうからです。

染み付いてない人は無理にガブリアスを基準にする必要はないです。

 

◯知っておくと便利なダメ計(暗記推奨)

ダメ計を羅列しているだけなので、これ飛ばして先に使用例見たほうがいいです。

・火力面(括弧内はH-Bライン)

A182地震でH252ハッサム(177-120)が超高乱2(91.4%)

A182逆鱗でB4ゲッコ(147-88)が高乱1(75%)

A200逆鱗でH4ボルト(155-90)が高乱1(81.3%)

A182珠地震でH252ガルド(167-170)が中乱1(68.8%)

A182珠逆鱗でH252メガゲンガー(167-100)が高乱1(81.3%)

A200鉢巻地震でH252ニンフ(202-85)が超高乱1(93.8%)

A200鉢巻逆鱗でHB特化クレセ(227-189)が高乱2(73.8%)

 

・耐久面

ガブのH-B-Dラインは183-116-105

四倍弱点

A177不一致冷Pで高乱1(75%)

C200不一致めざ氷で高乱1(75%)

二倍弱点

マリのA112力持ちじゃれつくで108%~

サナのC177ムンフォで高乱1(87.5%)

等倍

A181テラキの鉢巻インファで低乱数1(18.8%)

A194メガガルの捨て身で中乱数1(約68%)

C192のメガルカの適応力気合玉で中乱1(43.8%)

 

◯具体的な使用例

・例0.珠ゴリラドライブでB特化クレセを確2とれるか

A200鉢巻逆鱗でHB特化クレセ(227-189)が高乱2(73.8%)。

技の威力はフレドラと逆鱗ともに120。

意地ゴリラのAは211、珠と力ずく補正で1.69倍。

これはA200、鉢巻1.5倍補正のガブより明らかに火力が高いので余裕で確2とれますね。最も簡単な使用例です。

これは直感的にわかりますが、次からの例のような乱数の絡む計算だともっと正確な計算をする必要があります。

 

・例1.臆病サザンの竜波でガブを倒せるか

ローテ特有の計算。トリプルにはガブがいません。

臆病サザンのCは177、竜波の威力は85×1.5≒127。

ここで比較するのはC200めざ氷が乱1(75%)というダメ計です。

四倍弱点と二倍弱点であることを考慮し、めざ氷の威力を二倍して120。竜波の方が5%ほど威力が高いことが分かります。

一方でCを比較すると200と177でサザンのCの方が10%ほど低いことが分かります。

つまりサザンの竜波は比較元の1.05×0.90≒0.95倍の火力が出ます。

火力指数が1.1倍になると乱数が約50%動くことを考慮すると、火力が0.95倍になると乱数は約25%落ちます。

よって臆病サザンの竜波はガブに対して乱1(50%)程度だと概算することができます。

実際に計算してみると乱1(31.3%)である。概算の精度としてはこんなものだと思います。

あと概算のテクニックとして、a、bがともに0.8~1.2程度で、a+b=1.9~2.1程度ならばa×b≒(a+b)/2としても経験上精度はそこまで落ちません。

つまり今回の計算で1.05×0.9≒0.975としても乱数2つ分くらいしかズレませんし、他の計算をしていてAが基準の0.9倍、技の威力が基準の1.1倍という結果が得られたならば0.9×1.1≒1として打ち消して問題ないということです。

 

・例2.マリルリメガマンダの捨て身を耐えるか?

マンダは意地Aぶっぱ(A216)、マリはほぼHぶっぱだが効率を考えた振り方(H205-B102)とする。

まずガブとマリの耐久を比較する。

183-116と205-102を比較するとHが約1.12倍でBが約0.88倍である事がわかる。前述の通り1.12×0.88≒1としても精度に問題はないので、ガブとマリの物理耐久はほぼ同じであることが分かります。

火力面はマンダ(A216)の火力をテラキ(A181)の鉢巻インファ(乱1 18.8%)と比較します。

マンダのAはテラキの約1.2倍、技の威力は同じでスキン補正で1.3倍がかかります。

1.2×1.3=1.56

鉢巻補正1.5倍で割って

1.56÷1.5=1.04

4%火力が上がると乱数は約20%上がるので、メガマンダの捨て身はマリに対して乱1(40%)程度であることが分かります。

実際に計算すると乱1(43.8%)です。

また、このマリ(H205-B102)とABマリ(H175-B132)を比較するとHが約0.85倍、Bが約1.3倍で物理耐久は約1.1倍になっています。乱数が50%ほどずれるので、Hからある程度Bに回したマリならメガマンダの意地捨て身を耐えることが分かります。

あくまで概算なので、具体的にどういう振り方をすると耐えるのかはダメ計ポチポチするしかありません。

 

・例3.H4ボルトへの猫のダメージからガルーラの性格を予想する

例2ではマリがガブとほぼ同じ耐久だったので計算は比較的簡単だったのですが、攻撃側・防御側のどちらかがガブリアスでない場合、両方の計算をしなければならないので面倒です。

しかし、ガブリアスの攻撃による確定数が分かればそこからダメージ計算ができます。

まず、A200逆鱗でH4ボルト(155-90)が高乱1(81.3%)です。

割合としては約100~120%入ることになります。

これとメガガルの猫のダメージを比較します。

メガガルの猫の威力は親子愛補正をかけて60。威力的には逆鱗の半分です。

つまりA192ガル(猫秘密)だと約48~57%、A166ガル(冷ビ持ち)だと約41~49%入ることになります。実際の計算でも同じくらいです。

よっておおよその目安として半分入れば意地、半分入らなければ陽気と考えられます。

乱数幅でダメージが最大2割ずれるので、A177ガルを判別することは難しいです。こればっかりはどうしようもない。

 

 

こんな感じで使用します。

実際にはガブリアス算で計算するのが難しい場合も多いので、ガブ以外でもメジャーなポケモンのダメージ計算結果はある程度覚えてしまって臨機応変に使用するのが理想です。

威力が何倍というのを計算するより、この攻撃より強くてこの攻撃より弱いから耐える/耐えないという方が計算は早いですしね。